中小企業だからこそ応接室を変える ~応接室から応接会議室へ~

2024年02月18日
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最近のオフィスの方向性

アクティビティベースドワーキング(ABW)に代表されるように、最近の仕事をする場所は
ほんのひと昔前と大きく変わってきています。
それは、働き方が多様化したことが圧倒的に大きいです。

オフィスは「変化」「変化」と言いながら、ここ20年くらいは
結局そこまで変わりのないということが続いていました。
だた、ここ数年は本当に変わったなと感じますね。

それは、世の中の仕事のやり方が変わってきていることが大きいのかもしれません。
特に、そのやり方は、世代間でも違うのかもしれません。

応接室から応接会議室へ

執務スペースの多様化はかなり進んでいますが、応接室はどんな感じに変化しているでしょうか。

応接室も内装の変化などが起こっていますが、実際の什器は未だに

こういう応接什器が多くあります。
皆さんの会社の応接セットって、どのようなものですか?

個人的には、応接セットは、重要なお客様をお迎えするのに、「本当に大切です。」という意味を込めて
スペースの整備を行うという感覚ですが、それは裏を返せば、経営者・役職者の見栄を見せているという側面も持っています。

雰囲気はいいですね。
ただ、ひと昔前と置いているものは、それほど変わっていませんね。
設備が良くなっても、雰囲気が良くなっても、置いているものは応接セットですね。

ここで問題になってくるのは、スペースがそれほど広くないオフィスに、豪華な応接セットや内装を
置いているのは、どうなんだろうと思うときがあります。

開周堂の応接室事情

今回、弊社の応接室も改善しました。
当初、考えていたのはちょっと華美な応接セットでした。
しかし、よくよく考えてみると、この応接室、どれだけ使っているのだろうと考えます。
週1回使っているのはマレで、使わない時は、月1回のこともありました。
そして、何と言っても「応接セット」なので、執務使いや会議での用途には向いていません。
本当に、来客の方々と『話す』ことに重点を置いたものになっていました。

応接室を使い方から変えていく

弊社も決して、潤沢なスペースがあるわけではありません。
最近は、重要な面談等でもノートパソコンを使ったり、書類を持ち込んだ打ち合わせが増えています。
そういう観点も踏まえて、結果としてH735のテーブルを利用した応接室となりました。

通常ですと、イトーキが用意する応接会議セットがあるので、それを選択してもいいところですが、

今回は敢えて、そのセットを選択するのではなく、テーブルとライトタスクチェアの組み合わせにしました。
今回のチョイスは、イトーキのプレゼンステーブルと同じくイトーキのレヴィチェア(皮革張り)


※出典:イトーキ

応接室を改善してみて

いざ、入れ替えをしてみると、やはり使い勝手がいいです。
長時間の会議等で座っていても、いままでの応接チェアと比べものにならないくらい、集中することが出来ます。
そして、使用頻度が格段に増えました。
来客対応で使用することが一番多いですが。それ以外でも、会議や採用面接、社内の面談等幅広く使えるようになりました。
それも、テーブルがH735ということもあり、ノートパソコンを利用しての重要な会議に非常に向いていると感じます。
そして、重要な会社の顔の応接室という観点でも、今までと比較しても決して劣ることない見栄えとなりました。

今、様々な切り口でオフィスの改善が進んでおります。
その中で、応接室というのは少し聖域に感じる部分かもしれません。
ただ、こういった場所を上手く活用することで、より生産性の上がるスペースになる可能性を秘めています。

是非、ご参考にしていただけると幸いです。

お問い合わせはこちらまで。