オフィスの音を解決するために

2024年04月01日
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オフィスは日々変化をしています。
その中でも、ここ数年、働き方改革やコロナの流行があり、変わってきています。

昔のオフィスでの働き方とは

オフィスで働いて20年以上経つ私は、昔のオフィスでも長年働いていました。
当時は、自席+固定電話でのやり取りがほとんどだったので、当たり前のように
自席で電話口で相手と話すことが当たり前でした。
声の大きい私が電話で話すと、向かい側の先輩や同僚から「声うるさい」と言われたものです。
それで、少し小さな声で話し始めるのですが、段々と話にヒートアップして大きくなってしまったりして。。
その結果、周囲の方は耳をふさいで電話をしていたシーンを思い出します。
もちろんその逆もしかりで、それが当たり前の時代だったので、それが不便とか思うことも
なかった気がします。
会議も全員が集まって行うのが当たり前でした。
大きな会議室にたくさんの人が集まり、長時間行っていたことが多かったです。
生産性よりも、集まるという体面を大事にしていたことも多かった気がします。
当時は、きちんと集まって、会議の時間だけそこにいることで評価が高いという会議をたくさん見てきました。

最近のオフィス内の携帯電話事情

時代は過ぎ、固定電話は減り、携帯電話での会話が圧倒的になってきたこの時代。
完全フリーアドレスや、完全ABWの場合は別ですが、弊社では自席+ABWでやっているので
時々自席にいます。
自席にいるときに携帯電話がかかってきた場合に、どうするかというと
1.自席で小さい声で話す。
2.別の場所に移動して話す。
の2択があります。
皆さんは、どちらを取るでしょうか?
何となく気を遣って、場所を変えて話すことが多いのではないでしょうか?

働き方が変わってWEB会議もスタンダードに

働き方が変わることによって、WEB会議が増えたりもしているのではないでしょうか。
昔では考えられなかったWEB会議。もう当たり前になってきていますね。
一人ならカウンター席とかでやるかもしれません。
複数人の場合、どうしているでしょうか?
周囲の音を気にしたり、周囲が声を気にしたりすることになるので個室でやることが多いと思います。
ただ会議室が潤沢にある場所というのはそれほどなく、WEB会議の急激な増加に追い付いていませんし、
この先もWEB会議をするためにスペース不足は広がる一方なのではないかと思います。

いずれも、「音」という問題の解決が急がれます。

オフィスで心置きなく通話するために

携帯電話の着信に対して、安心して会話できる方法として、事務室内にフォーンブースを設ける方法です。

写真引用:イトーキホームページ(www.itoki.jp)

スペースをたくさん使うことなく、天井まで囲わなくてもある程度、自分の声を遮ったり周囲の音を低減させる
ことが出来ると思います。
また、このフォーンブース、視線を遮ることが出来るので。電話に集中することが出来ます。

見た目、抜けていたりするのでうるさいんじゃないと思われる方が多いと思いますが
これが案外そうでもないのです。
是非、一度体験してみてはいかがでしょうか?

音を加えて。プライバシーを守る

もう一つは、事務室内に音を加えることです。
「音を加える?」

写真引用:イトーキホームページ(www.itoki.jp)

天井、パーテーションの内部、デスクの下などにスピーカーを設置し、そこから特殊音を室内に均一に流すことで、
気になる声や物音を聞こえにくくするというものです。
それが、こちらのスピーチプライバシーシステムです。
その音を加えることで、結果的に会話等を聞こえづらくし、仕事に集中できます。
それを利用することで、電話や会話をしている人の話の内容を遮ります。

こちらも。なかなか伝わりづらい商品です。一度体験していただくことをお勧めします。

個室以外でもWEB会議を行える環境づくり

そして。WEB会議の個室不足への対策がこちら

写真引用:イトーキホームページ(www.itoki.jp)

一見、ただのファミレスブースに見えるかもしれません。
しかし、こちらは「ただの」ファミレスブースではありません。
「サウンドソファ」と言われる商品です。
昨今オフィスワークとリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークが非常に増えています。
リモートだった人がオフィスに出社する頻度も多くなりましたが、現在はコロナ禍のリモート会議はそのまま仕事の流れに組み込まれています。
そのためオフィス内でのWEB会議の頻度が⾼まりましたが、スペース不足で会議室だけでなくオープンスペースでも⽇常的にWEB会議が⾏われるようになりました。
⼀⽅で、オープンスペースでのWEB会議は、周囲への⾳漏れや雑⾳の混⼊など「⾳」に関する問題が挙げられています。
このサウンドソファは、そういった声に対応したものになっています。

写真引用:イトーキホームページ(www.itoki.jp)

このサウンドソファは背⾯に設置した指向性スピーカーにより、WEB会議のスピーカー⾳を最適な範囲にコントロールします。
それをすることで周囲への⾳漏れを抑えながら、座っている⼈にはクリアに聞こえます。
オープンスペースでのWEB会議において、使う⼈と周囲の⼈双⽅に快適な新しいボックス型ソファです。
ソファの素材も吸音材で出来ているため、声漏れを少なくします。
また、テーブル中央に設置した指向性マイクでオフィス側の⾳声が最適な⼤きさで届き、
リモート側にとっても快適なWEB会議をオープンスペースで⾏うことが出来ます。

ここまで書きましたが、文章と写真だけでは伝わらないかもしれません。
是非、実際体験してみてください。

時代に合った快適なオフィスづくり

ここまで、オフィスの音の問題を解決するための方法をいくつか書いてきました。
一昔前では考えられない問題点の数々ですね。
若い方の方が、とっつきやすい問題かもしれません。
我々、長い期間オフィスで働いている人の方が、この問題に対して適応するのは簡単ではなさそうです。

いずれの商品もイトーキの「ITOKI TOKYO XORK」で見ることが可能です。
機になった方は、ご案内しますので、是非お問い合わせからご連絡いただけると幸いです。