先日、オフィスでの音の問題のコラムを掲載しました。
なかなかの反響をいただき、やはりオフィスの音というのは、現在の課題の一つであることを再認識しました。
そのコラムの中で、コロナ禍移以降、会議室不足も声高に叫ばれています。
WEBミーティングはもちろん、ABW(Activity Based working)を用いた働き方の浸透で、大きな会議は減っても、ペアやグループでの会議は増えている状況です。生産人口の減少の一途をたどる日本では、これからはいかに生産性を上げるかという点が非常に重要であり、それを意識した働き方が主流になってくると思われます。
そんな時代で、家具業界は個室ブースやペアブースに力を入れています。
外出先でも設置が増え、駅や空港などでもよく見かけます。
最近は、オフィス内でも、個室ブースは当たり前の風潮になっており、それを利用することで、WEBミーティングや集中業務の効率化を図り、オフィス内に設えた大人数の会議室が一杯でも、生産性を上げることが出来るようになってきました。
その中で、利用率もかなり高くなっており、無駄がない利用をどうするかで総務のファシリティ担当が頭を悩ませていることでしょう。
イトーキでは、アドセルという個室ブースを発売し、2022年にグッドデザイン賞を受賞しています。
※引用 イトーキプロダクトカタログ
この商品の大きな特徴として、床がなく広い有効間口が取れた利用者を選ばないワークブースという点が挙げられます。
もちろん、2人用・4人用も発売し、好評を博しています。
※引用:イトーキ プロダクトカタログ(左:使用中 右:空室)
「ワーカーズトレイル ホテリングラベル」です。
このサインプレートみたいなものを、各ブースの入口に付けることで、この時間誰が予約しているかが一目でわかるものです。
表示画面は、電子ペーパーで出来ており、本体は無線データ通信とボタン電池3個で駆動しており、完全ワイヤレスです。
取付も、マグネットや粘着テープなど、本当に簡単に付けられます。
カレンダーアプリやグループウェアと連携することで。予約した情報を表示することが出来ます(対象アプリケーションはご確認ください)
現状空いているのか、利用中なのかを一目でわかる表示になっており、また直近3件分の予約者の名前と予約時間がシンプルに表示されます。
※引用:イトーキ プロダクトカタログ
こういったものを導入することで、導入した個室ブースのよりよい運用に直結します。
同じ人の連続使用や、予約だけして使っていない人など、実際の利用率上昇及び生産性向上の為に、是非ご検討ください。
そして今回、少し人数の多い打ち合わせ、チームミーティング等で使用するブース不足を解消するため、また、6名程度の会議の生産性向上のために発売されたのが、「ADDOCELL Hexa」です。
従来の長方形のスタイルではなく、大型ディスプレイを設置でき、全員が見やすいレイアウトになる六角形で出来ております。
※引用:イトーキ ニュースルーム 2024/5/16
最近は、このようなレイアウトの会議用設備も増えています。
ただ、間仕切も不要な上に、遮音性と吸音性、六角形ならではのコミュニケーション。
ガラスを大きく使った開放的なデザインは、オフィス内部に設置しても、圧迫感を感じないのではないかと思います。
以前、このコラムでご案内させていただきました「Panora」もそうですが、最近はこのような全員が同じ方向を向くような会議設備が増えていますね。こういったものは社員の一体感を生む効果が期待されます。
こういった新製品をはじめ、今後のワークプレイスで更に生産性をあげ、創造性を高める商品を展示している
【オルガテック東京2024】が間もなく開催されます。
イトーキブースでも様々な展示が予定されています。
お時間がある方は、是非、ご覧ください。