開周堂の「シンボルマーク」~40年使い続けているもの~

2025年01月10日
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2025年が始まりました。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年も、開周堂を何卒よろしくお願いいたします。

今年2025年は、「45」の平方数の年です。
某クイズ系YouTubeで平方数を答えるという問題をやっていましたが、掛け算が大変そうでした。
ひとつ前の44の平方数の年っていつかな?と計算したら、1936年ということで、89年前になるんですね。
私の義理の父が1937年生まれなので、ギリギリ生まれていませんでした。
昔の人たちと違ってなかなか平方数2つ生きている人っていないんだな、と痛感しました。
次の平方数の年は、2116年という事で、我が家の三男がギリギリ生きているかもって言っていましたが、
簡単にはいかなそうです。

年末にもここで書いた通り、開周堂は1月5日で95周年となり、96年目に突入しました。
開周堂は何とか平方数2つ経験できました。なかなか人間でも生きられない年を会社として維持できていることはお客様やお取引先様のおかげです。これから先も私たちはお客様のお役に立てるよう、精一杯励んでまいります。

さてそんな中で今回は、名刺や提案書などに入れさせていただいている開周堂の「シンボルマーク」についてお話しします。

年明けもあいさつ回りをしている際に、私の名刺を見て「開周堂さんのシンボルマークはどういう意味なんですか」という質問をいただきました。その場でお話はさせていただきましたが、確かにどんな意味なのかで作られたのか案外知られていません。

そもそも、この開周堂のシンボルマーク、かなり昔から使っていたのですが、いつ出来たかとか、細かい由来とかを意識していなかったので、このタイミングに調べてみることにしました。

このシンボルマークが出来たのは40年前1985年の事です。
当時、シンボルマークとシンボルロゴ、コーポレートカラーを制定しています。
かなり早くからこういったものを制定していたのだと感じました。


※写真上:シンボルマークとシンボルロゴ、写真左下:名刺のシンボルマーク、写真右下:社章のシンボルマーク

特にこのマークが何を意味しているかと言えば。。。
開周堂の「開」の字を図案化したものなのです。

上を見てもらえばわかるように、それぞれのパーツを合体させ、全てに重なった部分を塗りつぶしてできたものです。
当時作るにあたって、その本質も書かれています。
1.正義の法則と慈悲の法則を表現している。ヨコのラインが正義、縦のラインが慈悲を表し、この両法則の調和が安心を生み出す源と考え、その実現にチャレンジしている。
2.すべてのエネルギーと能力を四方より集め、社会の需要に応じて役立てる。
3.天功を助け、品性の向上を目指す。
この3つの意味を込めて「開周堂」の“開”の文字を図案化し、シンボルマークとして生まれた。
となっています。
非常に深い意味がありますね。

作って40年間、使用させていただいているので、さすがに定着しています。
そして、ここに来て新たに様々な資料等にこのマーク使わせていただいています。その結果、お客様からのお問い合わせが増えたのだと感じます。

今の時代に合わせて新しく変えていくというのは、非常に大事なことではあります。
しかし、こうやって古くから使っているものが、一度は下火になりながらも改めて使う事で日の目を見るという事も最近は多いのではないかと思います。
特に、私たちのような中小企業で、こういうものを制定して長年使用しているというのは、案外レアなのではないかと思います。
先人たちへの感謝も込めて、このシンボルマークは今後も使用していきますので、引き続きよろしくお願いします。

今年も、様々な話題や、イトーキを中心とした新しい商材を「コラム」「ブログ」でお話ししてまいります。
是非、ご期待ください。