はじめまして!今回ブログを担当します、新入社員 総務部のOです。皆様、どうぞよろしくお願いします。まずは簡単な自己紹介を!
千葉県生まれ、千葉県育ち。スイーツ、コロッケが大好物です。ご縁あり、今年の6月から開周堂の営業アシスタントとして入社いたしました。最初は未経験からの転職だったため不安もありましたが、入社から半年が経ち、仕事にもだいぶ慣れてきたところです。今ではありがたいことに任される仕事も増えてきて、様々なことに挑戦しています。
今回のブログではそんな私が初めて取り組んだ、デジタルサイネージに投影するフロアマップの新規作成・納品までのお話をしたいと思います。サイネージについて、また、コンテンツ作成時の工夫についてもご紹介していますので、これから導入をご検討している方へ少しでも参考になれば嬉しいです!
デジタルサイネージとは、電子ディスプレイやモニターなどのデジタル技術を使用して、広告や情報を表示する電子看板のことです。聴きなじみのない言葉ですが、みなさまも駅や病院、学校、商業施設などで目にすることも多いのではないでしょうか。
開周堂では、このようなサイネージの導入・施工も承っています。
デジタルサイネージのメリットは、
•高い視認性・インパクトがある
•静止画、動画、テキストなど様々な形式のコンテンツを組み合わせて表示が可能
•更新・切り替えもスムーズで、時間帯、日付単位での切り替えなど情報を自由に更新できる
などがあり、現在では効果的な情報伝達ツールとして、学校、公共施設だけでなく、企業でも導入が進んでいます。
今回の案件は、国立大学法人千葉大学様の事務局棟1階にデジタルサイネージを導入するというものでした。千葉大学様の事務局棟1階には広告ポスターを掲示する掲示板と各階の主要部署名が記載されたボードがありましたが、外部からの来訪者も行き交う場所であること、各部署の場所に迷う方が多くあったことから、より効率的な広告・案内システムを検討されていました。
お打ち合わせで「広告のポスターと施設のフロアマップを投影したい」とのご要望をいただき、デジタルサイネージの施工とともに、フロアマップ部分の画像データ作成を私がお手伝いすることになりました。
フロアマップの作成にはillustratorを使用しました。
サイネージに配信するコンテンツ作成(主に静止画)では、PowerPointやillustrator、Photoshopなどを使用するのが一般です。今回は形の複雑なフロアマップの作成でしたので、illustratorを使用しました。(使い方は勉強中ですが、慣れるとデザインの幅が広がります)
•フロアマップの各部署背景は落ち着いた明るいグレーを採用し、重要な場所(現在地や階数)は明るい色で目立つようにしました。
•ピクトグラム(アイコン)を活用し、トイレやエレベーターなどの場所を直感的に理解できるデザインにしました。
•迷いやすい別棟への道順を案内する矢印を追加して、来訪者が迷わず進めるようにデザインしました。
• 色覚多様性に配慮し、赤と緑の組み合わせを避けるなど、誰でも見やすい配色を心掛けました。
• その場にあった雰囲気のコンテンツを作成することで、より効果的に情報が届きやすくなります。どのような雰囲気が設置場所に合うか、お客様とすり合わせをしながら修正を重ね、デザインを作成しました。
掲示板を取り外し、ディスプレイを設置、サイネージの設定をしていきます。
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完成したフロアマップを新規設置したサイネージに表示した写真がこちらです。以前よりもすっきり、明るい雰囲気になりました。 表示するデータは専用ソフト上でコンテンツをアップロードし、USBを介することで変更・配信ができます。
※サイネージは画面を複数に分割して投影することが可能です。今回は左側に広告ポスター、右側にフロアマップを表示しています。
デジタルサイネージは、フロアマップだけでなく、オフィスの雰囲気作りや広告表示、緊急情報の発信など、さまざまな用途に対応できます。
もしデジタルサイネージの導入やコンテンツ作成についてお困りやご検討をされている方は、ぜひお気軽に弊社にご相談ください!
これからも、お客様に「導入してよかった!」と思っていただけるようなサービスを提供できるように努めてまいります。